大引けの日経平均は120円安の29121円と押し目とは言い切れない程度の下げで終わっている。
これはCPI待ちのNY待ちというなんとも悲しい状況なのだが、実際のところ日本の市場はNYの従属市場みたいなものでもあるので、致し方ない。
SQ前でもあるのだが、昨日今日でこの方向感の無さは、どう考えても上向く要素が少なく、否定的な見方になってしまう。
もしかしたらCPIの結果でNYが爆上げし、日経先物も上がっていくのかもしれないのだが・・・
座して待つ
日中、ブルームバーグやロイターなど主要なメディアを見ていたのだが、相変わらずポジティブなニュースが少なく、そんなに追い込みたいのかというくらいネガティブなネタを持ってくる。
イエレン長官の米国債務超過のニュースや地銀の売られ方、物価の上振れリスクなどなど、どれをとっても相場に良い影響を与えないようなニュースが流れてくるのだが、何故か日経平均は押すことをあまりしたがらない様子だった。
と、ここへ来て日経先物は少し下げているのだが、やはりそれはダウ先物がマイナスになったことに合わせているかのようで、結局は今晩のCPIが出ないとどうしようもないのだろう、という結論しかないのである。
となると、個別を持っているならば下げに対してはヘッジをするか全てカラにしてしまうしかなく、前者を選んだ場合は座して待つという選択肢一択になる。
こうなったらダブルインバースなりプットオプションなり先物の売りなり、可能な範囲でヘッジをしてCPIを待とうではないか。
もちろん、ポジティブ反応した場合はヘッジ分の反対売買は忘れないように。
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