昨晩のダウは75ドル高の32105ドルで引けた。
上昇率こそ0.23%だったが、高安の差が700ドルほどもある荒れた1日だった。
あげ余地も下げ余地もある中、金利上昇継続に対して市場は停止する方向への期待が高まりつつあり、先日の金融不安の後処理も相まって不安定な動きがまだ続きそうだ。
上げ幅は小さかったものの、結局先物は既に200ドルほど上昇しており、どうにも定まらない動きを表しているように見える。
週末だが買い気旺盛な日本市場
昨日の日経平均は47円安だったが、こちらも寄り付き直後の安値から一時は前日比プラスにまで上っての47円安は、随分と頑張った印象だ。
ただこの買い気は一昨日までの利食いによる資金がある程度余っているという理由だけで、週末で来週は権利付最終日も控え、月末の調整や銘柄入れ替えも控えている中、大きな動きはできない状況なので、短期売買が多くなると思われる。
したがって、朝は高いが引けは売って帰ると言った形になりやすく、週明けにつながっていくような相場ではなさそうだ。
昨年6月SQ後の動きと比べていても今のところ概ね同じ格好になっているので、となると月末過ぎたら上がっていく形が想定されるので、その場合に狙うなら権利落ち後の瞬間か、戻っていない有配株を狙うと言ったところだろうか。
個人的にずっと見てきた【9104】商船三井は、今回は外している。やはり権利落ち後に逃げ切れるか自信がなく、その後が怖い。
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