週末のダウは続落。
金利上昇懸念再びどころか再三再四といったところだが、要は需給のバランス調整でありもうマスコミで語られる理由は使い古しが効かなくなっていると言える。
欧米の景気は確かに良く、米国の雇用統計も落ちていない現状で、利上げでこれ以上インフレ抑制はできない。
とはいえFRBも金利を上げないとも言えないので、前回が0.25となった今となってはターゲットを上に持っていくことが今後の中心となるのではないだろうか。
景気は良いが企業業績はというとやはりまだ模様がはっきりしてくるため、そこは見極めも重要で、セクター単位での物色は今後も重要な方針の1つとなりそうだ。
兎にも角にもダウがここまで調整している状況で、日経平均も流石に独自路線とは行かないだろう。
ダウの目安は200日移動平均線が見えているが、日柄的にはそろそろ止まってもいい時期なので、必ずしも届く必要はないだろう。
ダウに追随するか、それとも先行しているのか
週末の日経平均はよく頑張ったと言える。
チャート的にはほぼ満点の結果であり、これで一安心、と行きたいところだが、その後のダウの結果が先ほどの通りのため、今のところ先行き不透明だ。
225先物のナイトセッションが持ち直してくれたおかげもあって、今のところはそう悲観的な動きになりそうにないが、かと言って日経平均がダウを引っ張っているかというとそうでもなさそうで、この後の展開はいまいち読めない。
少なくとも今日はまだしも明日の月末はどうしても乱れやすいので、注意は必要だろう。
今日は金曜の日足の中央付近、半値押しくらいから始まりそうなので、そこから引けにかけて全値戻しとなるのか、持ち堪えて下髭となるのかで、3月初週は決まりそうだ。
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