一方的な展開になる可能性もあり
週末の日経平均のチャートは次の通り。
レンジ内の中央で止まった形で、一応このままで行けば27900円台からスタートしそうだ。。
先物の方も見てみる。
こちらはレンジの中央付近よりやや下で引けているのだが、陽線で引けている点がプラス要因だろう。
このまま28000円台に入れるなら、火曜までは28300円台も夢ではない。
ただし、そこから上になると難しいと思われる。
というのも、NYがどうにもこうにもといった感じになっているためだ。
レンジからはみ出したまま戻れずにいるダウ
週末のダウのチャートは以下の通り。
SQ最後は上向いて引けたため、陽線で週末を迎えたダウだが、ここまで続いてきた勢いがやはり削げ落ちているように見える。
このままだとトレンドレンジだけが上昇を続けていくため、逆に34000ドルが上値抵抗になってしまっている。
月曜か火曜に大幅な上昇が見られなかった場合、別の新しいトレンドを探していくことになりそうだ。
23日の水曜が鍵だが
今週は水曜に米国PMIがあり、火曜にはOECDの世界経済の予測値もあるため、非常に動きづらい周処となる。
その上で、水曜日が日本市場はお休みとなるため、今の日経平均の位置だとどうしても月曜にショートポジションにならざるを得ないだろう。
そうなるとじわじわと下げ圧力が強くなっていくため、28000円が重石になってしまう可能性もある。
そういう意味で、28300円は早々にクリアして欲しい値段なのだが、朝の時点で28000円台回復ができないと、休み前は無理となり、売って帰ろうという意識が強くなりそうだ。
できるだけポジションは小さめにしておくか、ヘッジをかけられる人は先物を売るなりショートポジションを作るなり、対処しておくべきかもしれない。
個人的には先週からポジションは縮小しているので、今のところ様子見で行く予定だ。
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