昨晩のNYは大幅続落で週末の取引を終えた。
ダウは486.27ドル安の29590.41ドル、NASDAQは198.87ポイント安の10867.92ポイント、S&P500は64.76ポイントの3693.23ポイントだった。
年初来高値から20%以上下落すると弱気相場入りと言われているが、昨晩ダウは達成したため、メディアはこぞって弱気相場入りを拡散し始めているが、少なくとも年初の高値と4月の高値を結べば間違いなく下落貴重であったことは明白で、それが8月の高値もほぼ範囲内となった時点で、このトレンドは根深いことが理解できるだろう。
レンジは必ずしも上下目一杯に動くわけではないので、たまたま過去の高値安値を結んだ延長線内の下限値が目安ではないが、少なくとも年初来安値はザラ場で更新されたため、二番底が気になるところだ。
昨日、200週線をサポートラインと考えての記事を書いた。(200日線と記載しており、訂正)
それがあっさり破られてしまったのだから、予想以上にこの下げはキツイものなのかもしれない。
少なくともオーバーシュートと考えたとしても、週明けの月曜にサラッと戻ってくれれば一旦落ち着くこともあるだろう。
とは言え今回の下げはリセッションという言葉をより鮮明に意識させられるもので、投資家心理はかなり冷え込んだと言えよう。
ここからの下げは、1つ1つ確認が必要で、様子見しながら底打ちを探ることになろう。
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