昨晩のNY市場はダウが横這い、ナスダックは反発となった。

ダウは11ドル安に終わったが下髭の長い陽線となった。
下げ止まりから反発も視野に入りつつあるものの、上値は20日移動平均線に届いておらず、昨年11月19日からの下降トレンドの上限も抜けていない。
昨晩発表されたISM製造業景気指数は予想を下回ったため一時下落したが、その後持ち直してのこの結果。
今晩発表されるADP雇用者数を重視しているの、はたまた関税発動のタイミングでのトランプ氏の発言を期待しているのだろうか。
いずれにしても市場は待ちの姿勢であることには変わらず、今晩がその岐路となりそうだ。
ナスダックは160ポイント上昇。

底打ち反転か、という形に見えるが、4月3日に発動される自動車関税の影響は薄いと判断されているのだろうか。
正直言ってそれらは口実であって、実際は需給の都合もあるのだろうと思うのだが、それでも雇用統計含めてキッカケにしているのは変わりない。
ダウよりも売り込まれている分、戻り歩調に見えたとしても下げが深い分、戻り切るには値幅が欲しいところで、そこまでの動きにつながるかどうは些か怪しい。
とは言えここまで戻してきたのも事実なので、今晩と明日の動き次第では下げてきている20日移動平均線くらいまでは戻せる可能性もある。
ただし、デッドクロスとなっているため中長期的にその戻りが続くかどうかは今後の展開次第だろう。
先物は一時35130円をつけての100円高、日経平均は反発も重い展開続く想定
夜間の先物取引は一時35180円をつけてから戻り始め、結果は100円高の35720円での引けとなった。

これで下げ止まりか、と思いたいところではあるが、まだ予断許さない状態でもある。
前日の日足の実体部分を抜けきれていないため、まずは昨日の始値35770円を目指すことになるだろう。
その上で前日の高値36140円も抜けていけるなら、底打ちからの反転となるのだが、それが今日1日で達成できるかと言われると、正直難しいとなる。
月が変わっての月初の売り込みは今年に入って3回目となるが、実際のところ去年8月以降は12月以外は全て月初に下げており、その後はSQを境に動きが変わることもしばしばだった。
今回はトランプ関税を中心にした不確実性が大きく影響しており、まだ読み切ることはできない状況が続いている。
そうした中で先物の結果から日経平均は一旦反発のスタートとなりそうだ。

週初の引値がほぼ同じ位置で今日はその上からのスタートとなる可能性があるが、問題はその後だろう。
ここ二日間の終値35617円、35624円を今日は更新して終えられるかどうか、昨日の始値35961円、高値36052円を抜けることができるかどうか、といったところになる。
35541円、35537円の二日間の安値も気になるところだが、既に先物が35130円をつけている手前、それをトレースするかどうかの方が問題になりそうだ。
仮に月曜や火曜の安値を割り込んで下げていく場面があったら、その可能性があると認識すべきだろうし、おそらく投資家たちも先物の安値は頭を過ぎることになる。
今日はそれを狙った心理戦となる可能性もあり、注意が必要だ。
日経先物時間足別目安
- 4時間足 36790円、36020円が上値目安、その更に上は36300円、下値は35620円、35390円で、これを下抜けると安値更新が続く可能性あり
- 時間足 35930円、36040円が上値の目安、下値は35600円、36390円で、やはりこの値段は要注意
- 30分足 35740円、35850円が上値の目安で、これを更に上抜けると36000円前後が目安に、その上抜けるなら長い時間足の値が参考になる、下値は35640円、35590円、35480円が目安で、下抜けると35390円、35260円まで
- 5分足 35660円〜35740円のボックスが続いており、上抜ければ35780円、35800円が目安に、その上は長い時間足を参考、一方で35660円を下抜けると35600円、35550円、35480円が目安で35460円を下抜けると35270円、35170円と目安が下がる