昨晩のNYは反落。
高値更新の続いたダウだが、漸く止まった格好。
ここがゴールなのかどうなのかはまだわからないが、一旦調整が入ってもいい頃だろう。
ただ、ここまでの上げ方に無理が無かったとも言えないので、ここから調整となると少々厳しい下げにつながる可能性もある。
今晩はその下げ具合を測る試金石となりそうだ。
ナスダックはほぼ横這いながらも小幅安となった。
前日に続いて下髭を出して頑張っているものの、そろそろ苦しくなってきたようにも見受けられる。
ダウ同様今晩あたりで再度方向性を確認となりそうだ。
先物160円安、日経平均は39000円維持ができるかどうか
夜間先物取引は39250円での引けとなった。
下髭は20日移動平均線のところで止まっているが、今日はここから39000円を割るかどうかを確認する必要がありそうだ。
仮に39000円を割り込むと、戻り方次第では下降トレンドのスタートとなり、週末や20日に向けて下げていく形になりやすい。
一方、前日の終値まで戻って維持できるできるなら、揉み合い継続から再度反発も期待できなくはない、といったところだ。
これを受けて今日の日経平均は売り圧力の強いスタートとなりそうだ。
先物の動きをトレースする形になれば、一旦39000円まで下げる可能性があり、そこで戻せるかどうかが今日の焦点となりそうだ。
戻せるならまだここから上昇する可能性も残ることになるが、割り込んで今日を終えるとなると週末までもう一段の下げを覚悟する必要が出てくる。
米国の利下げに対して日銀の利上げがそろそろ気になってくる時間帯でもあり、11月後半に向けて強気になれという方が無理もある。
ただ、先物同様昨日の終値に届くならここで踏みとどまることも出来なくはないため、39400円前後まで戻してこれるかどうか、維持できるかどうかが今日は重要になってくる。