昨晩のNYはほぼ横ばいも、ダウは高値更新。
ほんの僅かではあるが終値ベースで史上最高値を更新したダウだが、こういう微妙な動きの後は得てして荒れたりすることが多い。
もちろん上か下かはその時々で異なるが、何れにしても今晩次第といったところだろうか。
ジャクソンホールの時は肩透かしを食らったが、さすがに今回はそうもいかないだろう。
とは言え、NVIDIA1社の決算で全てが決まるというのもおかしな話で、結局はきっかけを待っているだけという印象でもある。
ここまでの経済指標やFRBの発言等で概ね先々の予定は見えており、特に悲観するようなネタは出ていないのだから、本来であればNIDIA関係なく月替わりの前で需給の変わり目でもあるここらで方向性が出るのは当然。
それを注目を集めているNVIDIAの決算で一気に流れを作ろうということでもあるのだろうが、どうにもおも歯がゆいやり方にしか思えない。
とまあ文句を言っても今晩次第ということになるので、座して待つしかなかろう。
ナスダックも同様に横ばいだが、こちらはダウよりも若干期待したくなる格好。
下がってきてはいるものの、なんとか踏みとどまって反発もあるのでは、と思いたくなる形になった。
とは言えやはり気になるのは先週の大きな陰線で、これを覆すにはドンと一発打ち上げてもらいたいところ。
それが今晩になるのかはたまた逆目になるのか、期待と不安を抱えつつ一晩過ごすことになりそうだ。
そう、NVIDIAの決算発表はNY市場が終わってからなのである。
先んじて動いたとしても、フライング失敗というケースもあるので、結果が出るまでは待つべきだろう。
先物も横這いで日経平均は今日もざら場は限定的な1日に
先物は70円安で夜間取引終了。
見事な横這い状態が続いているが、もう一晩我慢といったところだろうか。
上か下かは正直全くわからないところだが、NVIDIAと米国経済を鑑みたら、上でもいいんじゃないだろうかと思いつつ、警戒はしておきたい。
そういった意味で今日は、というか今日も動きは限定的、と考えるべきだろう。
現物のチャートも同様で、待ちの姿勢。
ただ、月内最終ということもあってリバランスが行われるのもこのタイミングなので、今日はそういった動きも入るから少々複雑ではある。
変な売り仕掛けなどないだろうが、ざら場で揺らしてくることはあるので、思わず乗ってしまわないよう注意が必要。
決定権はざら場にはないはずなので、多少方向感が出てもそこはギャンブルに行く以外はグッと堪えるべきだろう。
本当に信頼できるネタがあってフライング気味になるのならそれでもいいのだが、そんなことは誰にもわからないのだから、伸るか反るかは個人の自由。
大怪我しない程度なら今日仕込むのもありかもしれないが、くれぐれも注意を。