昨晩のNYはほぼ横這い。
一時プラス圏だったダウだが、結果は49ドル安。
FOMCの通過待ちもあって動きは重い展開が続きそうだが、ここでの利下げに関するコメントは確認という意味で重要になりそうだ。
今の所9月の利下げの可能性について何らかのコメントが出るのでは、といった予想の様だが、年内に何回といったところまで言及するかどうかは微妙。
ただ、少なくとも利下げが先延ばしになるということはまずないだろうとも思われるので、想定の範囲内のコメントであれば相場は肯定的な動きになるのではないだろうか。
ナスダックも12ポイント高と同じくほぼ横這いとなった。
ダウ同様FOMC待ちではあるが、折しもアップルやメタなどのハイテク大手4社の決算発表も8月1日あたりから始まるため、そういった側面もあっての重い展開だ。
それらの結果次第ではあるが、FOMCも絡んでいるので反応は複雑になりそう。
うまく60日移動平均線と平行チャンネルの上限を抜けていけるなら反発継続となりそうだが、ここから再度下降という可能性も残っている。
今週は用心に越したことはないだろう。
先物100円安、日銀会合待ちで日経平均は重い展開
夜間先物取引は100円安の39290円で取引を終えた。
先週の大幅下落の陰線の半値戻しの位置はなんとかキープしている格好だが、今日はそこを維持できるかどうか。
昨日の陽線の半値押しより手前で止まれれば良いのだが、38100円付近が境になるだろうか。
それを下回って引けるとちょっと厄介になる。
日経平均もほぼ同じ位置が半値押しになるのだが、とにかく引けで値を保ってくれたらそれでいい。
逆に言えば、ざら場は昨日の始値の38139円付近まで押し込まれる可能性もあるので注意は必要だろう。
NY同様に、日本も日銀の会合があるため結果待ちもあるのだろうが、実質月替わりや月末のリバランスなども絡むので、動きが複雑でもある。
ここは無難に下げ止まってもらって、明日以降に繋いで行けるような結果が望ましいと考えている。
下値の目安の先の38139円だが、最悪38000円のラインを割ってくる可能性もあるので注意はしておきたい。
一方で、上値の方は120日移動平均線付近でもある昨日の終値38400円台後半を抜けていけるかどうかといったところ。
日銀の結果を織り込み済み、あるいは先取りがあってスルッと抜いていく可能性もあるのだが、そこまだ楽観的になれるかどうか。
抜いていくなら昨日の高値付近の38800円台もあっていいのだが、火曜日ということもあってすこいだけ期待は残しておきたい。