週末のNYはダウが125ドル高と続伸。
これで4月末からの反転後7連騰となったが、そろそろ打ち止めとなりそうにも思える。
位置的にも十分戻った形でここから更にのし上がるにはそれ相応の材料がないと難しい時期のはず。
もちろん、ファンドの決算に向けた現金化やつなぎ売りなど諸々が4月で済んでいるということであれば話も変わるが、それにしても先に方通りここからもう一段上がるにはかなりのエネルギーが必要なので、それが見当たらない時点で無理があるという印象だ。
とは言えチャートだけで見た場合はまだ確定的ではないので、今晩か明日の動きを見てから判断、としたい。
ナスダックは横這いが続いている。
終値付近で揉み合っている印象で、何かを待っているとも見える。
こうした踊り場の形成は、右肩上がりの相場が見えているのであれば買い場でもあるのだが、現状はそうでもないため、きっかけ次第で反落していく可能性がある。
そう考えた時に時期的にもそろそろ、ということを考えると、ダウ同様、形は違えど注意を要するタイミングに入ってきたという印象だ。
先物30円安、停滞感が増す中で日経平均は伸び悩み
週末の夜間先物取引は30円安と横這い
ざっくり見ると実のところ連休前から横ばいとも言える形が続いている。
これな何かきっかけがあれば動いていきそうにも思える形なのだが、NY同様ポジティブよりはネガティブな印象の強い時期なので、そうなるともう1回、底の確認となるかもしれないという印象。
それを踏まえると日経平均は頭の重い展開が続く可能性が高くなりそうだ。
週末にいい塩梅で上がってきたと思った矢先に失速して上髭の長い日足となった現物のチャートは、正直あまりいい形には思えない。
少々見づらいが3月22日からの下降トレンドとなっている平行チャンネルの上限38300円付近が今日の上値目処となりそうで、それ以上の上値となると金曜の高値38429円付近までだろうか。
逆に下値は38000円が抵抗ラインの1つ目で、その下は過去の高値ラインが続いているので、37800円付近まで。
突飛な動きはないと思われるが、きっかけ次第で落ちていくような印象が強くなってきたので、用心しながら相場に向かう必要がありそうだ。