昨晩のダウは500ドルほどの反落で34000ドルを割り込んだ格好。
やはり昨日書いたように、位置にもタイミング的には調整の入る位置だったことは否めないだろう。
言うなればこれは想定通りといったところで、あとはどこまでの調整で済むのかどうか、という目処が欲しくなる。
ここで止まるかもう500ドル下がるのかはNYの投資家たちの都合になるが、少なくとも月末の需給もあるのでもう一丁大きな下落があると、正直言って更に1000ドル幅の下落もあり得ると思う。
が、金利問題だけでなく来期の企業業績の話が出てきて尚且つ希望が持てるような内容が見えてくるなら、そう押すこともないはずである。
さて、それらを踏まえての日経平均はどうだろうか。
しぶとさを見せられるかどうか
こちらも昨日書いた通り、先に下がった分、意外にしぶとく見えるから不思議なものだ。
昨日の終値が28162円と、トレンドレンジの中央よりも上で引けてくれたおかげで少々気分的には余裕がある。
これも昨日書いたが、28000円台キープが最良であり、窓埋め完了で一旦底打ち、というパターンが望ましいのだが、今日はそれがダメな場合、一旦は27700円台までの下落も想定できよう。
その場合は25日移動平均線あたりがサポートなろうが、その位置が底打ちとなって戻ってきてくれるなら最良の次に良い展開と考える。
また、先物の動きもまあまあといったところ。
こちらはトレンドレンジの加減が27900円どころなので、先物がここで止まるようなら日経平均そのものもその辺りで底打ちとなろう。
いずれにしてもここは月末の需給相場であり、調整止むなしと割り切った上で、手持ちもうまく調整しつつ大投げはせずに冷静に対応すべきところだろう。
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