昨晩のNYはダウが高値を更新、ナスダックも大幅反発と良いことづくめだった
3連騰となったダウは史上最高値の38333ドルをつけて終了。
その勢い止まらずと言ったところだが、しばしこの幸福感に市場も浸っておくべきだろう。
週初のこの上昇なので、少なくとも今日明日はこの余韻も含めて傾向は続いていいはずなので、今晩次第ではもう一伸びあるかもしれない。
ただ、相場の格言にある、「幸福のうちに終わる」というフレーズは、一応頭の片隅に置いておくべきでもある。
ナスダックも172ポイントと大幅に反発。
先日のザラ場高値は更新、終値ベースでも1ポイントに迫る位置での引けとなった。
ダウともどもハイテクが牽引したとのことだが、先週末のアップル含め、所謂マグにフィセント・セブンの躍進が大きかったようだ。
テスラに対しては正直どうかとも思うが、こう言った象徴的な大型株の好決算は市場としてはウェルカムだろう。
ダウともども、右肩上がりがどこまで続くか、気になるところだ。
先物90円高で日経平均は反転確定か
昨晩の先物は36130円での引けとなっている。
SQまでのトレンドレンジを想定して並行チャンネルを引いてみたが、予想するなら37000円〜38000円、となるのだろうか。
そこまで先の事はなんとも言えないが、今日のところは上値の目安として36500円台半ばを想定している。
先物に寄せる形でスタートするとして、最初の目標は先週木曜の始値終値付近、36230円前後となるが、これは割とすぐにクリアできる位置なので、その上、となる。
旧上昇は必要ないが、SQまでの期間を考えると、今週が重要で、尚且つ今日、ここで上がらなければ下げるしかない、という2月SQに向けた最後の分水嶺ではないだろうか。
下値の目安はやはり昨日や先週末の36000円のラインで、仮に下げたとしてもこれを割さえしなければ、と言ったところだが、今日の時点ではそこまで下げるのも少々苦しい結果になるので、出来たら避けてもらいたいのが本音だ。