昨晩のNYはまちまち。
ダウは下髭を残して頑張ったものの、79ドル安と小幅反落、
よく耐えているとも言えるこの位置を、今週キープできるなら来週はもう一段あってもいいだろう。
環境的に左右する大きな事象は今のところ見えないので、需給面で市場が納得行くならこのまま進む可能性も高そうだ。
今月はSQが来週に控えているので、少なくともその前までは保てるのではないだろうか。
ナスダックは反発。
ダウに少し先行している世に見えるのは相変わらずだが、ここからは実際に市場の需要がどこまであるか、ということにかかっていると思う。
切り返すチャンスはここ1週の間と考えているので、今週末に向かって今晩から上向けるかどうかにかかっているだろう。
先物は130円高で日経平均は反発
夜間先物の終値は32910円と切り返してきた。
この位置からのスタートなる現物の方は、今朝は少なくとも前場は少し盛り上がるのではないだろうか。
しかしながら20日移動平均線を割っているため、これが頭を抑える格好となるので、結果的に33000円飛び台までが上値目処となりそうだ。
これを抜けられるなら、33187円のラインが次の目安となるが、SQ前でそこまでの動きができるかどうか、正直微妙だと思う。
一方で、下値は32650円が最初の目安となるのだが、60日移動平均線がその下に控えているので、最悪で32500円割れも一応措定しておくべきだろう。
12月は34000円高値奪還後、最悪31000円まで下げていくのでは、という想定を11月にしてみたのだが、高値は届かなかったがSQ後の動き次第では、そういう可能性もあるので、少し警戒しながら今週は進むべき、と考えている。