昨晩のNYは小幅安。
ダウは62ドル安で35000ドル台はキープされたが、大事なのは今晩だろう。
この位置で一昨日の陽線をカバーするような下げになると、もう一段下に調整が入りやすくなるので、ここまできたら背伸びするしかない。
日本市場より有利な点は、窓がまだだいぶ下にあることで、その手前で踏みとどまれれば、再度上昇を続けることも不可能ではないはずだ。
とは言え、そろそろ息切れの時間帯に入っているとも言えるので、注意は必要だろう。
ナスダックは84ポイント安、14199ポイントで、こちらは一昨日の半値押しの位置。
こちらも今晩の動き次第ではあるが、押し方によっては反発しやすい形でもある。
一昨日の高値を如何にカバーできるかで、上昇継続の可能性が出てくるので、今日明日の二日間の動きにかかっている。
もう一段の押しが想定される日経平均
夜間先物は33200円、1週間前の陽線の半値押しの位置。
これを日経平均に当てはめると、今日は少々苦しくなりそうな位置になる。
下に空いている窓を埋める意識が強くなりそうで、そうなると一気に下げに転じることにもなる。
今日はその辺りを踏まえた動きになりそうで、33000円飛び台から33000円割れとなると、窓の上限32913円まではすんなり行きそうに思える。
問題はその後で、止まれるなら良いのだが、そこ下の20日移動平均線やトレンドレンジの上限の32600円付近まで下げてくることになると、今週は明後日が休場のため、週末がかなり苦しくなりそうだ。