昨晩のNYはほぼ横這いとなった。
ダウは6ドル高、34624ドルとほぼ変わらずの引けで、FOMC待ちという態勢のようだ。
60日移動平均線のところでの横這いはある意味妥当ではあるが、20日移動平均線もほぼ同じ位置なので、非常に動きづらそうだ。
あとはきっかけ次第となるため、ここ数日でどちらか一方に動くことだろうが、今のところはやや弱き優勢だろうか。
今日か明日の晩が鍵となりそうだが、確実なのは明日の晩を確認してから考えるべきだろう。
ナスダックも同様。
ここで止まっているのはダウと同じでFOMC待ちなのだろうが、若干上値には余裕がありそうで、ダウほど窮屈ではなさそうだ。
勿論FOMC次第だろうが、今のところはタカ派発言が少し弱い印象を与えているため、ダウほどの緊張感はない。
ただ、上場したばかりのARMが失速し、なおかつこの後IPOが多く控えているとのことで、そういった面では少々動きづらくなりそうだ。
先物33050円で現物33000円台は維持
先物の終値は230円安の33050円。
ここから今日はスタートなるため現物としては33200円台となりそうだ。
33000円台は維持されそうだが、上値は重い展開が想定される。
月の20日を目前に4日立会の今週は連休明けの今日を迎えてどうにも難しい状況になっている。
上値の目安は33345円の過去の高値ラインで、窓埋めとなる33391円が今日の高値目処となりそうだ。
一方で下値は33000円のラインが心理的な抵抗ラインとなるが、先週木曜の始値や安値もターゲットになりやすいので、先物の動きには注意が必要だろう。
先週木曜の先物の値幅は600円あるので、現物としては33950円付近までの下値は一応覚悟しておくべきだ。