【後場の想定2023-9-11】想定は変わらずも弱い印象─20日移動平均線を下抜けて引けると厄介

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前場の日経平均は62円安、32543円での引けとなった。

日経平均(CFD) 日足

想定の範囲の下限近くになっていて、全体的には弱い印象だ。

このまま後場に戻れないと、32500円を割っての引けも想定される。

そうなると、週前半でさらに調整が続くこととなりそうだ。

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下げ三日は達成、32300円が下値目処

戻りの想定は朝の通り、32800円台が最初の目安で高値は33000円までだが、今の位置から劇的な戻りはあまり期待できない。

一時的に32400円台を付けて戻ってきたことは評価できるが、単なる買い戻しだけだと再度売りグズされるため、32400円台再びとなろう。

その場合の下値目処は32300円付近だが、場合によっては32220円付近も視野に入るだろう。

また、今日32500円を割って引けると、明日ももう一段下を考えることになるので、そうなると60日移動平均線のあたりまでは見ることになりそうだ。

一方で仮に戻せるのなら、まずは始値の32690円から上が欲しいところ。

欲を言えば32800円まで伸びて欲しいのだが、それは無理としても、引けにかけて32700円付近まで残せれば、明日は一時的に上昇が期待できそうだ。

尤も、米国CPIを控えているため、用心の売りもあるだろうから、あまり期待はできないと考えておくべきだろう。

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