【朝の想定2023-9-5】夜間先物は勇足か予想図か─33000円抜ければ上に、32800円割れれば下に

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昨晩はNYが休場だったため、先物だけが動いていたが、高値33090円とやはり昨日引け後に想定した範囲での動きとなったのだが、引けは昨日プレクロージングの引値から70円安い32910円となった。

日経先物 日足

形だけで見るとこれで天井をつけた様にも見えるので、これで天井をつけたかもしれない、とも思える。

ただ、ロールオーバーが進んでいるようなので、勢いはいざ知らず方向性はこのまま保たれる可能性もありそうで、SQ前のこの時期、やはり難解な市場になりそうだ。

日足の形だけで判断するのは危険だろう。

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9時半までの動きで方向を考える

まだロールオーバーが完全に済んだかどうかまではわからないので、寄り付きや9時半前後、10時前後などの決まった時間帯で少し動きが出てくることにもなるだろうが、まずは方向性を判断すべきだろう。

上に行くにしても下に行くにしても早い時間で概ね決まると考えているので、今日は9時半までに33000円を抜けてくるのから、逆に32800円を割り込んでくるのかでで考えたいと思う。

スタートは32900円前後で始まるだろうが、のっけから買い優勢となるなら33000円が期待できるし、そのまま抜けてくれるなら先物の高値33090円付近は目指せるだろう。

上値目処は昨日も書いた通り33180円付近なので、もう一段上がる要素も残る。

逆に33000円に届かないまま下げていくなら昨日の始値32800円付近まではは割と早く付きそうで、これが割れると32700円までが最初の目安となる。

ここまでの上昇に対する明確な説明が見当たらないまま疑問を持って眺めているこの市場だが、答えが出るまではこのままなのかも知れないし、わからないままかも知れない。

何れにしてもまだ強そうなイメージは残っているので、上値を期待しつつ冷静に見ていきたい。

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