先週末のNYはダウ6連騰、NASDAQも反発となった。
NASDAQは買い戻しもあるだろうが、全体的な幅広い買いは月末要素もあったろうが、ダウのここまでの上昇は、キッカケはともあれ次のFRBの内容に対して市場が肯定的、あるいは楽観的になっていることの表れかもしれない。
28000円が見えるかどうか
週末の大証ナイトセッションでは27500円台で引けているが、今朝のCME先物は若干売り押されてはいるものの、その水準付近で推移している。
このままサヤ寄せするなら今日は反発となるが、ダウ先物がマイナス圏で推移しているためここが大きく下がってしまうとあまり良い雰囲気にならず、陰線となる可能性もある。
少なくともTOPIXの月末特需もあって週末のNYの結果もあるので、早々弱気とはならないだろうが、喜び勇んで高値掴みはなるべく避けたいところだ。
その上で、火曜あたりで28000円が見えてくるなら、11月の第1週は少し良い雰囲気で過ごせそうだ。
SQまでの道程
NYのSQや11月後半が気になるため、来週は難しそうだが、仮にSQが28000円となるならその前に上がってしまったらやりにくくなるので、今週は揉み合うか、それとも行き過ぎて戻ってくる理由となるか、なのだが、その辺りの匙加減は現時点では想像もつかない。
NYのSQが毎年恒例のヘッジファンド云々で下げるとしたら、今週〜来週くらいは上がっておかないとNYも保たないだろうから、そういう意味でも今週は日米とも平和な時間帯となってもらいたいところだ。
SQ前の週の日経平均の上値としては、まず先日の高値27578.05円だが、これはすぐクリアしそうなので、その上となると、キリの良い28000円、9月13日と14日に空いた窓の下限と上限、28132.70円と28438.37円といったところだろうか。
ここのところ上下が激しいので、なかなか日足では移動平均線が追いついてこないため、目安にならないのが面倒だが、週足の75週移動平均線が27861,29円で上値の目安の1つとして見ることもできよう。
下値は日足は27186円付近、週足で27280円付近に移動平均線がいるので、その辺りを割らずに引ければ上出来、と考えて良いだろうが、できれば今日くらいは陽線で引けてもらって気分の良い月曜で終わって欲しいと思うが人情というものだろう。
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