米CPI控えダウは軟調、SQ前の日経平均はこのまま推移か

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CPI発表を控えてダウは続落。物価高は以前強くCPIの予測値も高めで、これを織り込めるタイミングが見えない以上、手探りで相場は進むことになる。

加えて日本市場は自国の指標よりも米国や世界経済の様子を見ながらとなっているため、プラス要因が全く見えなくなっているのも実情で、このまま明日のSQを迎えることに何ら疑問の余地はなく、落胆を通り越してすっかり諦めムードといったところだろうか。

この状態ではチャート云々はほとんど意味をなさないので、流れに身を任せるしか無いのだが、とはいえまるっきり放棄するわけにはいかないので、それなりに考察をしてみる。

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底はいつなのか

日経平均 日足

目前に迫ったSQが底になる可能性は正直難しい気がしている。NYがまだ落ち着きそうに無いためだ。

となると次の金曜、NYのSQ前後が1つの節目になるのだろう。

とは言えさらにそこから、というパターンもないことは無いので、その場合は10月末まで引っ張られる可能性がある。

まずは明日のSQ、というよりは明日の晩のNYがポイントで、その後は週明けの月曜を超えた火曜あたりになるだろうか。

そこで見えなければNYのSQ後、ということになりそうだ。

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幾らが底なのか

最悪は年初来安値の24681.74円だが、短期間でそこまで崩れるなら結構な相場になるだろう。

その上は週足の200週移動平均線で25000円付近、その上は今の所今月の安値の25600円付近だろうか。

二番底というならその辺りが無難な目安だが、先の通りNYのSQを超えても言うことを聞かないなら相場なら、25000円もあり得るのではなかろうか。

何にしても今強気を述べることができる投資家はそう多く無いだろうから、一旦長いものには巻かれる形で考えつつ、腹の底では逆張りのタイミングを見計らって置けるなら、それに越したことは無いと思う。

何かのポイントで反転はするはずなので、そのタイミングを見つけるためには冷静に下値を確認する必要があると考えているので、当たろうが外れようが予測はしておくべきだろう。

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