週初の日経平均は円高の32400円で取引を終えた。
マザーズが久しぶりに3%超の上昇でグロース市場も賑わった。
日米中銀のイベント待ちの中でこの結果は日経平均としては上出来だろう。
惜しむらくは後場に入る前に大和証券や野村證券の強気レポートが出たことだろうか。
この手の証券会社がレポートを出し始めるということは、ほぼ全員に強気な情報が行き渡ることになり、相場の頭が重くなる可能性も出てきた。
まだ確定ではないし単なる過去の経験から来る勘なので当てにはならないが、若干不安の種とも言えよう。
ダウ先物はほぼ変わらずの位置
一方、ダウ先物はほぼ変わらずの位置で推移しており、やはりFOMCに対してはそれなりに構えている気配だ。
どちらかというとNASDAQ100の方が楽観的な動きに見える。
今晩は特に重要な指標の発表がないので先物も素直な動きになりそうなので、この後NY市場のオープンまでの間は落ち着いて見ていられそうだ。
マスコミの記事を眺めていると、やはりパウエル議長が如何にタカ派を説得するか、といった記事も見受けられるが、ほぼ既に結論は出ているだろうから、ギリギリまでの調整ということもなかろう。
そういった雰囲気も恐らくあっての今の動きなのだと思われる。
妙なサプライズがない限りは、FOMCから先、順調な動くに変わるのではないだろうか。
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