大引けの日経平均は前日比94円高の31328円で取引を終えた。
前日にできた窓を埋めて綺麗に下髭の陽線となり、高値圏を維持。
終値ベースでの高値更新ともなった。
先物も大引け後の15分間で80円高の31380円とこちらも長い下髭の陽線となった
これでナイトセッションへのお膳立てはできたので、これまでの流れ同様海外で引っ張るなら再度の上昇があるのだが、果たしてそのハシゴはかかったままだろうか。
先物の今日の陽線は昨日の陽線にすっぽり包まれているため、これを合成すると上髭の長い陽線に見えるので、完全に押し目底打ち反転、とは言い難いところもあるのだが、いずれにしても今晩の流れ次第となるのは致し方ないだろう。
ドル円は膠着状態
ドル円は上下髭の出ている十字線状態で膠着状態に見える。
債務上限問題がクリアと思えるものの、最後の採決を明日に控え、上にも下にも踏み切れないと言ったところだろう。
これが日経先物に党行った影響を及ぼすかはわからないが、ここまで先物主導で上昇しきた関係上、ドル円の動きをかなり繁栄してきたように思える。
債務上限問題が完全にクリアとなり、目の前の指標がインフレ継続を示唆するものとなるなら、もうしばらくはドル円の上昇が続きそうで、そうなるとFOMCまでの間高止まり、もしくは142円〜その上を目指して行ってもおかしくはない。
長期的には多くのアナリスト達が言っているように、米国の利下げと日本の利上げに基づく円高に傾くと見ているようだが、それはまだ夏を過ぎてもいないうちから考えることではないだろう。
今は目先の2週間程度先のことで十分手一杯なので、余計な雑音には耳を傾けず、集中したいと考えている。
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