G7が終わって再び債務上限問題の解決へ向けたバイデン大統領の動向を見るにつけ、イマイチ緊張感がないようにも思うのだが、どうだろうか。
G7中はコメントが出なかったイエレン長官も再びメディアで6月1日が期限と報道されているが、そういったニューズもあまり響いてこない週初月曜である。
この寝ぼけた頭で始まる今日の相場は、ここまでの上げに対する見直しをそろそろしてもいい頃合いではないだろうか。
せっかくの3万円台なのだから
漸くこの価格帯に入ってきたのだから、この後のことも考えると一旦調整して足場固めが欲しいと思うのは都合良すぎだろうか。
先週末は区切り良く陰線も出て天井感もあるので、ここは綺麗に押し目を作ってから再度上値にトライという格好は悪くないと思うのだが。
月末も近くなってきて需給が複雑になってくるのだが、ここまで買ってきた分の揺り戻しはあって然るべきだし、このまま8月まで唐突に買い進むことは考えにくい。
一週間でこれだけ上がったのだから少しくらい押してもいいじゃないか、なんていう弱気な考え方もあるだろうが、次のFOMCのイベントに向けた動きや話が債務上限問題で抑えられてしまっている現状を鑑みるに、月替わりで一気に方向性が変わるには少し助走も必要だろう。
ここは大きく下げる必要もなく、ここまでの上げの1/3程度の調整が入って底堅さを見ることができるなら、この後素直に3万円台の日経平均を見ていられる気がする。
かえってここで無理やり上げられると、正直不安が増す。
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