
直近のNY市場(2月25日・現地終値)は、ダウ**+0.76%・ナスダック+1.18%**と続伸となった。
高市首相と日銀・植田総裁の会談で「追加利上げに難色」との毎日新聞報道を受けた円安・株高の流れに加え、AMD株急騰やソフトウェア銘柄への買い戻しが指数を押し上げた。
一方、関税前倒し輸入への懸念やサプライチェーン混乱リスクが上値を抑え、午後の上昇は限定的となった。
引け後にNVIDIAが売上高・EPSともに市場予想を大幅に上回る決算を発表、次Qガイダンスも予想超えとなり時間外で**+3.5%**上昇した。
本日の日本市場は、昨日の史上最高値更新に加えてNVIDIA決算フォローを受け、強気地合いの引き継ぎが期待される。
NVIDIAサプライズ炸裂──ダウ

直近のNYダウ工業株30種(2月25日・現地終値)は、終値49,174.50ドル(前日比**+370.44ドル・+0.76%**)と続伸した。
高市首相の追加利上げ難色報道で円安が進行する中、AMDがメタと1,000億ドル超のAI半導体契約を締結したとの報道がテクノロジー銘柄に波及し、ソフトウェア株の見直し買いがダウを押し上げた。
2月消費者信頼感指数が91.2と予想を上回ったことも投資家センチメントの改善に寄与した。
一方、関税前倒し輸入の可能性を示す報道がサプライチェーン懸念を高め、午後の上値は6,880〜6,900レンジで一進一退となった。
今晩は引け後に発表されたNVIDIA好決算の余韻が継続しやすく、ハイテク・IT関連の買いが波及するだろう。
ただし関税・貿易摩擦リスクや長期金利の動向(現在4.03%)が神経質な展開をもたらす可能性もあり、上値では利食い売りが出やすいと想定する。
ディフェンシブセクターへの資金シフトが下値を支える構造も継続するだろう。
想定高値:49,800 想定安値:48,700
NVIDIA決算が照らすAI高速道路──ナスダック

直近のNASDAQ総合指数(2月25日・現地終値)は、終値23,134.91(前日比**+271.23・+1.18%**)と大幅続伸した。
AMDのメタとのAI半導体大型契約報道が半導体・AI関連全体に波及し、情報技術セクターが指数を牽引した。
引け後にNVIDIAが発表した第4四半期決算では、売上高が681.3億ドル(予想655.6億ドル)、EPS1.62ドル(予想1.52ドル)と大幅上振れとなった。
次Qガイダンスも780億ドル(市場予想727.8億ドル超)と示され、時間外で株価は**+3.5%**上昇している。
今晩はNVIDIA主導でSOX指数・ハイテク全般に買いが広がりやすく、23,000〜23,500レンジでの攻防が予想される。
ただし株価はある程度の好決算を織り込んでいた面もあり、「サプライズ慣れ」による出尽くし売りが一定程度発生するリスクも残る。
Magnificent 7全体への連想買いが続く一方、利確による上値の重さを意識したい。
想定高値:23,600 想定安値:22,900
史上最高値の次なる節目へ──日経平均

昨日(2月25日)の日経平均は、終値58,583.12円で史上最高値を更新した。
日銀人事でリフレ派審議委員の指名が明らかになり利上げ観測が大幅に後退、加えてNY株高・円安(ドル円156円台)が追い風となった。
本日の寄り付きは、CME日経先物(円建て)夜間清算値59,650円を参照すれば、59,400〜59,700円程度での開始が見込まれる。
NVIDIA決算サプライズが半導体・AI関連株(東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ等)に波及しやすく、前場は上昇加速が予想される。
心理的節目の59,000円を早期に突破できれば、次の関門は昨晩の先物高値59,710円付近となろう。
後場は為替動向とNY先物の値動きに連動しやすく、ドル円が156円台を維持すれば底堅い展開が基本シナリオだ。
一方、急速な上昇への過熱感からの利益確定売りや、今晩の米国市場でのNVIDIA「出尽くし」懸念が波及した場合は押し戻しのリスクもあり、58,000〜58,500円のサポートゾーンを意識したい。
想定高値:59,800円 想定安値:58,000円 基本シナリオ大引け:59,000〜59,500円
先物が切り開く6万円への道──日経先物

2月26日夜間取引(3月限)の日経225先物は、清算値59,650円で終了した。
始値58,820円から高値59,710円まで上伸し、前日現物終値58,583.12円から約1,000〜1,100円上方で引けた形だ。
ドル円が156.35円前後で推移しており、円安基調が先物の下値を支えている。
NVIDIA決算を受けた時間外上昇が東京時間の半導体株を直撃しやすく、日中の寄り付きは59,500〜59,700円近辺からのスタートが想定される。
注目節はまず夜間高値の59,710円攻防で、ここを明確に上抜ければ60,000円の大台が視野に入ってくるだろう。
一方、過熱感からの急反落シナリオでは59,000円、さらに58,500円が重要な支持水準となる。
ドル円が157円を超えるような円安加速なら先物の上値余地も拡大するが、逆に介入警戒や円安修正で155円台に失速した場合は先物への売り圧力が強まる点に注意が必要だ。
ポジション管理の観点からは、60,000円手前では利食いを検討することも一考に値する。
想定高値:59,900円 想定安値:58,500円 注目節:59,710円(夜間高値、上抜けで60,000円視野)
決算祭りの朝明け、6万円の問いに答える日──まとめ
NY市場の続伸とNVIDIA大幅好決算という二重の追い風を受け、本日の日本市場は史上最高値をさらに更新する可能性がある。
半導体・AI関連株が主役となりやすく、日経平均は59,000円台での推移が基本シナリオだ。
ただし急ピッチな上昇による過熱感、ドル円の円安一服リスク、NVIDIA株の「出尽くし売り」波及など、上振れと下振れ両方のシナリオを念頭に置いておきたい。
関税リスクは引き続きくすぶっており、午後の展開では海外勢の動向が鍵を握るだろう。
冷静な押し目買い・高値圏での利確のバランスを意識した対応が求められる。
※本記事は個人の見解に基づく相場観の記録であり、投資の推奨を目的とするものではない。投資判断は自己責任で行うこと。


