【朝の想定2025-4-8】漸くトランプショックからの底打ちも予断許さず─戻り売りや揺り戻しに注意

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昨晩のNY市場はフェイクニュースのせいで大荒れの中、なんとか下げ止まったと思える形になった。

ダウ 日足

長い十時あしになっているが、この長い上髭がなければ三空となったことだろう。

余計なことをしてくれたものだ、とも思うのだが、何れにしてもこれで一旦底を打った、と言えるのではないだろうか。

もちろんこの後順調に戻すかどうかはわからないが、少なくともFRBの利下げ回数の話や、関税がらみの際どい発言の応酬はだいぶ減ってきて、投資家も慣れては来たと思う。

ただ、ここで戻った後、現実に企業業績の分析が行われていくと、今後の実体経済の有り様が明らかになってくる段階で再度下げる可能性もあり、両手を挙げての上昇ということにはならないだろう。

ナスダックも上髭の長い結果となっている。

ナスダック 日足

ダウ同様いったんは下げ止まったと見ていい形ではあるが、上髭が余計なのはいささか気分の悪い結果だ。

一旦これはなかったものとして考えるしかないが、ここで底を打ったと判断するには今晩その上髭の部分となぞっていかないとならない。

ダウも同様だが戻りがどこまで試されるのかはまだ予想がつかないが、8月の流れを汲むとしたら今晩戻った後明日の晩に戻り売りがあってそこの確認から再度戻していく形になるだろうか。

全く同じ動きになるとは限らないが、下落幅は違うものの、こういった場合は得てして結果は似たようなものになることも多いので、一応頭の中でシミュレーションをしておくのもいいだろう。

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先物1500円戻すも戻り途中、日経平均はここからが正念場

夜間先物はフェイクニュースの一件で一時33000円台まで戻したところでサーキットブレーカーが数十分にわたってかかっていたが、結果は1550円高、32510円での引けとなっている。

日経先物 日足

SQ前ということもあるが、火曜で底打ち反転というパターンは概ねはまりそうな形になったと言える。

週末の段階では期待少々不安絶大だったが、漸く底打ちと言っていい状況になりつつある。

まだ余談は許さないものの、この後上下しつつも戻していくことになるのではないだろうか。

上値の目標は難しいところだが、時間足のAGチャートからは33430円、33730円を抜けていけるなら、34000円台まで一気に戻せる可能性がある。

4時間足からは33620円までがボックス圏内なので、これを上抜けられれば、と言ったところだろうか。

32510円の引けなので、1000円以上上の話をしているのは少々突拍子もないとは思いつつも、ボラティリティは上がっているため、それくらい動く可能性はあるのでは、と考えている。

下値については昨晩散々試されているので、時間足AGチャートで見ると31700円がボックスの下限なので、この辺りを下抜けれければ今日明日は問題なさそうに思う。

さて、これを受けての日経平均だが、先ほども書いたがSQ前の火曜日ということもあり、ここは先週末からの方向性の逆に向かうのがアノマリーだ。

日経平均 日足

先物の終値32510円を目安にすると、昨日の陰線の半値は32000円付近なので、半値戻しはほぼ達成間違いなし、あとはどこまで戻せるのか、と言ったところだろう。

昨年8月の暴落時は下落幅は違えども、前日の陰線の9割ほどの位置まで戻しているので、そう考えると33000円の手前までは戻しても良ささそうだ。

その上は、先週末安値の33259円、始値の34304円が目安になってくる。

いずれも憶測に近い想定だが、ここまで下げて戻せないのであればそもそも先物も昨晩そこまで買い戻されなしなかっただろう。

今日は少しだけ強気で臨むのはアリだ。

ただし、寄り付きから一方的に上昇するのではなく、上下に大きく畝りながら動く可能性は高いので、注意は必要だ。

下値は昨日の終値31136円を意識はしつつも、先物があるのでそこまでの下げはない、と考えている。

強いていうならば先物の揉み合った下限付近、31800円台までと考えておけば良いだろう。

かなり偏った見方にはなるが、今日くらい素直に反発してくれても良いのではないだろうか。

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