昨晩のNY市場は横這いと言っていい結果。
ダウは106ドル高と反発となったが昨年末から見て横這いと言って良いだろう。
移動平均線に上下挟まれた格好は、いずれはどちらかに抜けづことになるのだが、120日移動平均線が緩やかに上昇して下値支えをしているうちに、他の短期移動平均線が下がってきて日足に振れたところから上抜け、という格好が一番望ましい。
ちょうど昨年10月末から11月にかけての反転の場面が似たような形なのだが、さて、どうだろうか。
いずれにしても今晩は休場のため、明日の晩まで結果はわからない。
ナスダックも10ポイント安と横這い。
結局、週初の上げは無かったことのように見える結果だが、2つの平行チャンネルのどちらについていくか、そろそろ答えを出すタイミングにも見える。
上値を抑えられたままこのまま右肩下がりとなるか、下値を支えられて右肩上がりとなるか、明日の晩から1週間くらいで結果は見えてくるだろうか。
その兆しが明日の晩に見られると来週の方針は立てられやすそうだが、そう都合良くいくかどうか、といったところ。
先物は横這い、SQ前最後の1日で上値は重い中、上抜けチャンスも
夜間先物取引は一時39720円まで下げての10円安、39950円での引けとなった。
前日に続いて夜間に下髭を出して戻すという形はなんとなく上がりたがっているようにも見える。
11月25日からのトレンドの下限にちょうど引っかかっているのだが、これを今日下に抜けてしまうと高い位置だけにしばらく調整となりそうだが、ここで反発できるなら、もう一段上を目指せるはず。
今日はその2つの方向性の狭間になる日と考えている。
折しも今晩はNY市場が休みなだけに、多少なりとも自由に動けるチャンスでもあるのだが、逆に動けないままという可能性もあるので、その場合は期待外れとなる可能性もあるので、覚えておく。
これを受けての日経平均は、上値は重いものの抜ければ再び40000円でSQを迎えるチャンスともいえる。
上値を目指すならまずは火曜の終り値40083円、続いてわか値の40288円が目安になるが、
どちらも抜けられるなら年末の高値となる40398円にも届くことだろう。
SQ前に派手に動くならそれくらいは期待したいところ。
一方で売り方が奮起して押さえつけに成功したら、39750円くらいまではあってもいいし、それを下抜ければ一気に下げの展開になる。
とは言えそう簡単に下げそうにもないことはここしばらくの動きでわかるので、こちらは上がるよりも更に険しい道のりになりそうだ。
総合的に見て今日は上昇期待がある日と想定しているが、それでもなおSQ前ということで、妙な力がかかる可能性もあるので、注意は必要だろう。
新コーナー:時間軸別チャート強弱
昔師事した方から教えてもらった特殊なチャートの書き方をTradingViewで再現して、それをもとに時間軸別チャートの強弱を昨年末から測り始めたので、今日からそれを記録していこうと思う。
- 5分足 39940円中心の揉みあいでわずかに売り優勢
- 30分足 39930円中心の揉みあいで若干売り優勢
- 時間足 安値からの戻りの途中、続くかどうか
- 4時間足 年初安値からの切り替えしも40000円で足踏み、抜けられるかどうか
短期的には上値重く、40000円、40150円~40170円が節目、抜ければ40230円が次の節目
下値は節目が多く、39840円、39770円~39780円付近が最初の節目、その下になると39700円、39610円、39470円、39310円といったところ