昨晩のNYは小幅に下げて引けた。
ダウは97ドル安で39000ドル割れでの引けとなっているが、まだ調整とまでは言えない状況。
ここからは、明日のISM非製造業部門の景気指数やADP雇用者数などの発表をへて、FOMCが過ぎるまで、少し神経質な動きとなりそうだ。
ナスダックも反落となったが、高値ラインはほぼ維持して終了している。
ここから割り込むとちょっと雰囲気が悪いのだが、NY市場はFOMCの顔色を伺いつつとなるため、ダウ同様難しい動きになると想定出来る。
指標は明日の晩が重要なのだが、今晩の動き方次第でFOMC迄の道程は見えるかもしれない。
先物50円安、SQ前の火曜は要注意
日経先物の夜間取引は50円安、40100円での引けとなっている。
上下判断するには難しい形だが、SQ前の火曜という事で、一時的に下げる可能性はあるだろう。
ただし前場のみで済むならば、後場から明日にかけて再度上向く可能性もあって、昨年の6月やついこの前の2月のSQの様に、SQからもう一丁、という形も見られる可能性がある。
日経平均としては、なんとか40000円台を死守、若しくは39800円台で留めて40000円台に戻して来れるなら、SQを上手くこなす事もできるのではないだろうか。
もう一つの考え方としては、水曜を通過点としてSQまで高値を維持してから調整入り、というパターンもあるので、今日明日の動きには注意が必要。
ここは高値掴みを警戒しつつ、利食いするものと持つものと線引きをして相場に臨むことが肝要に思われる。
上値の目安は昨日の高値がベストだが、40200円台が現実的で、下値は40000円が最初の目安、割ったら39800円台でなんとか収まって欲しい、と言ったところだ。