昨晩のNYは続伸。
ダウは高値圏で揉み合い。
なんとなくだが何かを待っているような雰囲気に見えるチャートになってきたが、もう一段更に上昇があるのかどうか、今晩が1つの試金石になりそうだ。
S&P500の話題でマスコミはお茶を濁している間も否めないのだが、何れにしこれでダウ、S&P500が史上最高値更新、ナスダックも直近の高値は更新しているから、3拍子揃ったところでさてお次は、といった次第。
再びの上昇局面を迎えるかどうか、正直言うと気分は調整入りなのだが、得てしてそう言う時は反対に動きやすいのも事実。
ナスダックは先にも書いた通り直近の高値を更新、順調そうにも見える。
ダウやS&P500の様に史上最高値更新はまだ先のことになりそうだが、過去の高値ラインが目前に見えてきているので、そこまではタッチしても良かろう、という雰囲気。
目安程度にしかならないが、昨年10月末から年末まで続いた上昇は概ね3つの山でできているので、手がかりのない中でそれをなぞるとしたら、今回は1月中ばの調整から一転して続いている上昇を見ると、今は3つ目の山登りの最中に見える。
それを考えると今晩はまだしも来週あたりにピークを迎えるのかな、という程度に考えておくのも良かろう。
何れにし米国は利下げと好景気がうまくマッチしている中でソフトランディングが着々と進んでいる様なので、素人が思っている以上に実は強いのかもしれない。
先物終値37090円で再び高値のSQ
昨晩の先物は230円高、37090円となった。
今回は横這いのSQを想定していただけに、昨日の上昇はちょっとイラッとしたところもあったのだが、まあ結果はオーライ。
プット買って先物買っていたら、まあまあの成績だったことだろう。
どうせなら月曜くらいにこの上昇があればわかりやすかったのに、と言う愚痴はさておき。
これを受けて日経平均は37000円台に入る訳だが、今日の上値目処は37250円付近の想定になる。
10月からの中期的な並行チャンネルの上限付近がそれになるのだが、もう一段上となると1990年2月16日の高値37674円がそれに当たる。
まあそこまで一気に行くと来週は怖いのだが、何れにしても今日は下値計算をしなくて済む様な相場になってもらいたいところ。
ここで結局SQ超えて、36000円台に逆戻りするのなら、全く持って喰えない相場になる果てるのだが。
食えない相場になるなら36500円台まで下げてもおかしくはなく、その予兆は前場の間に36700円付近まで下げてくることだろうか。
昨日の日足の1/3押しの位置になるのだが、通常なら押し目になって再上昇ということも十分あり得る。
ただ、今の状況を考えると、先も手動でSQ直前で持ち上げたのだから、ここで現物の方も耐えておかないと週末三連休前という環境で持ち越して行くには少々難しいのでは、とも思う。
そう考えると今日は下値計算のいらない1日になって欲しいので、それが無理ならやっぱり日経平均は三日天下で終わるのか、という想定に切り替わってくるのだが、さて、どうだろうか。