昨晩のNYは続伸でナスダックは高値を更新、S&P500も遂に5000ポイントまで後わずかというところまで迫った。
ダウは高値更新とまではいかなったが、再度高値を伺う位置に戻ってきた。
想定以上の強さがみられるNY市場は、良好な決算発表と堅調な経済指標もあって、高い位置を維持し続けている。
このままさらに上に行けるんじゃないか、とまで思える状況ではあるのだが、そこは今晩と明日の晩をみてからにしておきたい。
過熱感はなさそうなので、上手くすればもう一段、というひと月ほど前に書いたようなセリフが頭に浮かんでいるところ。
ナスダックを見るとまさにそのもの。
並行チャンネルの上限を支えにしての動き方になってきて、これはもしかすると高値更新か、といった感じに見える。
ネタはそれほどないのだがかといって悪い話もない現状では、実質的に警戒をすべき点が見当たらないので、マインドが反転しない限りはこのまま行けそうに思える。
注意点はダウもそうなのだが、楽観的な気分が広がった時にちょっとしたことで売りに変わることもあるので、余裕を持って相場に臨むことが重要だろう。
ギリギリまで買い込む時期では無いと考えている。
先物買い戻しで36280円、それでも日経平均は上値が重そう
SQを前にして夜間先物は150円高、36280円となった。
SQ前の最後の買い戻しといったところかもしれないが、そう考えると今日は上値は抑えられてしまうのかとも思える。
サプライズで明日の清算値をドンと上に持っていきたい、ということなら話は別だが、36000円前後での清算値が狙いならば今日はこれまで同様動きづらい1日になりそうだ。
高値の目安は月曜の36450円付近までになる。
これを有無を言わさず抜いてくのならば、SQサプライズの演出が期待できるので、37000円ももしや、という気にもなりそうだが、そうなった場合はSQ後が怖くもなる。
想定通り思い展開なら、寄り付きは高くてその後はダラダラと下げることになりそうで、そうなった場合は下値はやはり36000円付近だろう。
36000円を割れたとしても35900円台で戻って来ることになるだろうから、そう慌てることはないのだが、逆方向へのサプライズを期待するなら、35700円くらいまでは持っていかないとならないので、そこまで動かせるかどうか、疑問でもある。
いずれにしても今日1日だけを考えるとどうも退屈な日になりそうに思えてならないのだが、SQ後にもしギャンブルするなら、プット買って先物買う方に一票。