週末を挟んでNYは急反発となった。
ダウは216ドル高の37683ドルと再び高値圏に舞い戻った。
ソフトランディングに対する不安や不信感の表れでは、という話もあるが、やはり安定感に欠ける動きになっているように見える。
戻りはしたもののここから再度上昇するには少々力のいる相場になるのだが、今晩あたり、どうだろうか。
ここから20日前後までの間が1つの区切りとなりそうで、その間、一定の方向性を保つとしたら、その傾向が出てきても良い日ではある。
ナスダックも急落分の半値を戻した格好。
ダウとは異なり、上の窓がまだ気になるのだが、しっかり埋めて戻れるかどうかは今日明日の動き次第だろう。
窓が埋まったとしても売り圧力はまだ強そうなので、一気に抜けることは難しいのではないだろうか。
今週は昨年末の高音を眺めながらの動きになりそうだ。
先物130円高で日経平均は上昇気配
週末を挟んだ日経先物は130円高、33450円の引けとなった。
先週木曜の下髭は結果的には下値不安を若干払拭してくれたと解釈もでき、形的には20日移動平均線の上で安定しそうな雰囲気だ。
これを受けて日経平均は、今日は上昇しても良いのではと考えている。
先週末の安値が、平行チャンネルの下限のところで止まってくれているので、今日もそれを守れるなら、右肩上がりとなる。
下値の目安は33300円台で、割れると33187円のラインまでが支持線となる。
上値目安は12月27日の高値、33824円となるが、その前に大納会やその前日の終値など節目になりそうな価格帯もあるので、一気にスパッと、とはいかないだろう。
今年の日経平均の予想が37000円〜38000円という話も出ている中、まだまだそんな方向背は見えていないが、一旦はSQまでは今の価格帯か、その一段上が妥当ではないだろうか。