昨晩のNYは続伸。
ダウは173ドル高と順調に高値を更新しつつ、去年1月の高値を目指しているように見える。
政策金利発表まであと1日と迫ったところなので状況によっては反落もあり得るが、今は高値更新を期待しておくべきだろう。
金利の見通しは現状維持がしばらく続くのでは、という見方が今のところは多いようで、そういった背景から安定した上昇につながっている模様。
もちろん需給の都合もあるので、いつまでも続くことはないだろうが、今週はこのまま推移できるのではないだろうか。
ナスダックも同様に続伸。
若干の押し目を作っての上昇は好感の持てる形で、昨年3月の高値を捉えつつある。
こちらもダウ同様、今週はこの方向性で進むのでは、と思ってはいるものの、週末はここまで順調に上げてきた分、高値奪還直後に反対売買が嵩む可能性はあるので、高値掴みには注意したい。
先物150円高、現物よりも素直な動きに
夜間先物は150円高、32860円での引けとなっている。
昼間の影響の少ない夜間の方が、現在は素直なチャートに見える。
昨日の日足も結局ざら場であのような形になってしまい、非常に残念な結果だったが、今日は同じ轍を踏まないでもらいたいものだ。
日経平均は昨日の想定の範囲から若干下回って引けだったが、夜間先物の動きに今回助けられる格好となりそうだ。
想定以上にざら場の売りが強かったのが印象だが、やはり朝の値段を信じきれない弱さの現れだと思われる。
そうした感情は数日続くといきなり反転してしまうこともあるので、夜間の先物が根を保っていられるのなら、今日あたりはうまい具合に結果が出てくるのではないだろうか。
朝方の買い物が少なければ良く、昨日のように朝高で終わってしまうようなことにならなければ、33000円も再度となることだろう。
上値目処は変わらず33187円、33345円だが、不意に勢いづくと一気に33600円まで行ってしまう可能性もあるのは、昨日書いたことと全く同じ。
一方で、勢い付けないままじわじわと売りが嵩むようなら、32800円を割り込んで行き、32600円台まで下がることになりそうだ。
そこまで下げたとしたら、そこで止まって反転しても良いとは思うが、この時期にそんな元気な動きはあまりないので、下げたならそのまま燻って終わり、というのが結果だと思う。
そうならないことを今日も願うばかりだ。