先週末のNYは横這い継続。
この位置で揉み合いは相当頑張っている印象を受けるのだが、再度ここから上昇には相当なエネルギーが必要に見える。
それでもなお少ない押しで再度上昇し始めるなら、今年のクリスマス商戦は順当な結果となるのだろう。
今週はその資金石になる週と考えているのだが、スタートとなる今晩と明日で概ね方向性が決まるだろう。
ナスダックも同様で、チャート上は明確な下支えとなる移動平均線や過去の高値ラインが見当たらない分、ダウよりも難しい状況。
ここから上は7月の高値を抜くしかないのだが、そこまでの需要があるのかどうか。
今週の動きで見えてくるのではないだろうか。
四日立会で月末へ向かう週
先物は80円安、33520円の終値だった週末。
月初からの二段上げで20日を迎えるのは6月以来で、その時は新値をつけた後に一旦月末に向けて押した後、再度買われて戻り高値を付けた。
あくまで参考程度の動きだが、今回はどうだろうか。
下値支持を頼るなら一応、過去の高値ラインがいくつかあるのだが、それでも今の位置は高いと言わざるを得ない。
今週は木曜が祝日の変則立会でもあるので、そこを意識しているのかいないのか、月末、年末へ向けてどういう需給の動きが出るのか、非常に読みづらい週でもある。
普通にチャートを見たら、調整ありきで考える形なのだが、昨今の相場の動きから、もしかして、と思ったりもする。
そこを知るのが今日明日の動きで、まずは前場の動きを見るしかない。
短期間で上値を取ってからズドン、なのか、これまでの様に力技で上げていくのか、はたまたジワジワ行くのか。
一番嫌なのは朝からなんとなく下げて行ってそれが続く相場で、そうなると今週は週末まで暗いイメージしか見えないのだが、何れにしても、前場の動き次第で決まるだろう。