昨晩のNYは続伸。
ダウは56ドル高、34152ドルと小幅ながらも維持。
利上げ続行の声が上がる中、それでも金利はピークという見方が増えてきたようだ。
以前予断許さない形ではあるが、少なくとも下の窓埋め程度で調整が済むなら、短期的でも新しい上昇トレンドができる可能性は残っている。
ナスダックも121ポイント高と順調な伸び方。
こちらもそろそろ押してもいい位置に差し掛かっているのだが、移動平均線が再び上向き始めているので、そこが下支えにできるなら、トレンドの回復に向かうこともできそうだ。
どちらも今晩あたりから難しくなってくる可能性があるので、そこをどう切り抜けるかによるだろう。
先物120円安の32480円は粘った方
夜間先物は32480円と120円安で取引を終えている。
NYに助けられたとはいえ、32200円まで安値をつけてのこの位置は頑張ったと言ってもいいのではないだろうか。
これを受けて日経平均は押すことになるのだが、底堅く推移できる可能性はある。
下値の目安は昨日の安値32250円、先物の昨晩の安値32200円付近となるが、そこまで押さずに戻せるなら戻してもらいたいところ。
9時半や10時で向きが変わればなんとかなるのではないだろうか。
一方で上値は32600円付近までとなる。
それより上に抜けるには、勢いだけでは難しいと思われるのだが、そこはザラ場を見てからになるだろう。
なお、最悪戻れないとなると32000円あたりまで押すこととなり、また振り出しに戻ることになるのだが、それはできれば避けたいところだ。