2023年11月1日の日経平均は742円高、31601円での引けとなった。
大幅な上昇となったが窓を大きく空けており、正直10月頭のような動きになるのは避けたい気分だ。
朝の言い分が概ね通ったような結果でそれはそれで気分もいいのだが、三連休前の明日が週末ということをすっかり忘れていた自分に気がついた時は、ちょっと複雑な気持ちにもなった。
これが三連休のない火曜の出来事だったらかなり嬉しかったのだが。
尤も、窓を大きく空けている以上はどのような状況でも一時的に押しは出るので、その加減次第といったところにもなる。
状況的には明日は引けに押しが来ると考えておくべきで、あとはそこに至る道のりがどうなのかで、ヒケの位置が決まってくることだろう。
31800円タッチはあっても良いが
上値は31800円ほどになるかと思っているのだが、それがどのタイミングで出てくるか、何回チャンスがあるのかで、来週に対する気持ちも変わってくることだろう。
前場に早い時間帯でこれが決まってしまうとあとは下げの一手となりやすいので、できれば10時以降にお願いしたいところだが、いずれにしても勢いというものも必要なので、前場に一度はこの位置まで伸びてくると想定する。
その上で後場に売り物が嵩むなら致し方なく、窓埋めを完璧にこなすことはないだろうが、31500円は割れての引けとなるのでは、とも考えている。
その程度での引けならありがたい方で、まともに投げが出るなら結局今日の陽線は帳消しとなって31300円付近まで下げて引けることもあるので、後場の動きは特に注意だろう。
逆を言えば、10月頭のような能天気な上げ方をされた場合は、11月も中旬以降は残念な相場が待っている可能性がある、ということを覚えておく必要もあるだろう。