イスラエルとハマスの争い事はここへ来てクローズアップされ、各国は自国民の退避を始めている。
砲声は買いという格言とは裏腹にNYも下げており、需給の都合もあって日本市場も今週は下げ局面からのスタートとなりそうだ。
寄り付きは先物へ鞘寄せすると考えると31800円〜900円台でのスタートが予想されるが、その位置は先週水曜の位置になる。
上値の重い下げ相場の予想となるため、32000円を再度抜けていくのは難しいと考えている。
行ったとして32137円の60日移動平均線までだろう。
逆に下値は支えとなるのが120日移動平均線の31533円で、ここが最初の下値目安となる。
そこを下抜けると過去高値ラインの31371円が支えとなるが、先週火曜の安値も31314円と近い位置なので、概ねその付近までで止まる可能性がある。
何れにしてもあまり良い雰囲気ではないので、どうせなら窓を埋めつつ下げていってもらいたいものだ。
今週は二番底探し
下げ三日とも言うのだから水曜までは下がると考えると、底となるのは最悪30800円付近までかもしれない。
一応その付近には過去の高値ラインもあり、想定している下降トレンドレンジの水曜の下限付近でもあるので、一旦目安として考えておきたい。
もちろん、31000円で止まることもあるので、反転のタイミングを見つつ再度突っ込み買いのチャンスを伺うことになろうが、その後どこまで戻るかはまだわからない。
今月は上下荒れると予想されていたが、どちらかと言うと下げの方がキツイ時期なので、あまり大きな反転期待は避けておいた方がいいだろう。