2023年10月2日の日経平均は97円安、31759円となった。
前場あれだけ上がっておいて後場にこれだけ売られると、正直うんざりしてくるものだ。
売りの都合、需要があったのだろうが、ここまで大鉈を振るえるような立場でこんなことをしていいのかと思わず詰め寄りたくなるような結果である。
何にしてもこれでまた振り出しに戻ったわけで、先週の安値や120日移動平均線がまた気になるところまで押し戻されてしまった。
31674円を割ると31500円まで
先週木曜の安値の31674円を仮に割ってくると、今度は120日移動平均線の31500円台前半に落ちてくる可能性があるので、明日はその辺りを気にすることになりそうだ。
今日の後場の売り需要はまだ続くかどうかわからないが、こうして前場は素知らぬ顔をしておいて後場に恥ずかしげもなく出してくるようなパターンをもう2〜3日続けられたら、相場に向かい気力も削げるというもの。
なので明日もこのパターンだったら、しばらくは下落局面も覚悟する必要があるだろう。
単発で終わってくれるならば再度上昇もあるだろうが、こう何度も何度も頭打ちされてしまって勢いも削がれるので、32000円がやっとかもしれない。
これで夜間の先物で買い戻しでもされたら、本当に日本の投資家は誰に向かって文句を言えばいいかわからなくなってしまう。
全くもってやる気を削ぐ相場が続く。