2023年9月26日の日経平均は363円安、32315円と続落となった。
窓を一つ埋めただけで終わってしまったのは悲しいが、騰落レシオのニュースが流れた途端にこれなので、意図的なものもあってのことだろうが、こうしたシナリオを予想していた向きもあったのかもしれない。
何れにしてもここで反発の目は摘まれてしまったので、一旦32000円に出戻ることとなろう。
ただ、そこから更にの下落はまだ気が早い気もしており、月末のドレッシングも含めて期末権利つき最終の明日を越した週末までは、落ち着いて様子を見る必要がありそうだ。
下値32000円で止まるかどうか
先物の夜間取引は、珍しく窓を開けてのスタートなっている。
225円ほどの権利落分を考慮すると、31800円を割る程度までは想定できるが、そこから下に落ちると少々厄介なので、明日の朝はできたら31900円程度で抑えてほしところだ。
仮に明日、現物が32000円を割った場合、そこから落ちる先は8月25日の安値付近31570円あたりなので、明日一気にとはいかないと思われる。
売られ過ぎれば買い戻しもあるだろうから、上下しつつ今週後半は2番底探しといったところだろうか。
NY次第のところもあるのだが、その肝心のNYが予算絡みで思わしくないことを考えると、反発は難しいだろう。
日経平均が一旦底を打って反発しかけたところで騰落レシオと米国予算問題のニュースが流れるなどタイミングはなかなか渋いなとも思うのだが、とにかく今月末はやはり下落のパターンとなるのは概ね決まったようだ。