昨晩のNYは反発。
ダウは331ドル高、34907ドルと再び上昇トレンドに戻った形。
インフレに関する指標はこれまでの様子とは相反する好調な結果となったもののそれ以上にARMで盛り上がったとの見方だが、需給がここへきて好転しているように見える。
ダウは見方を変えれば調整十分とも言える形でここまできていたので、この方向性の現れは良い兆しとして捉えていいだろう。
こうなると今晩あたり、良ければ35000ドルを超えられそうだ。
ナスダックも112ポイント高となり、再調整の懸念を払拭。
こちらは日経平均の様な形になりつつあり、改めて新しいトレンドになりそうな形だ。
ダウ同様に14000ポイントの心理的な節目を抜けていければ、上昇トレンドがしっかりと出てくることだろう。
週末ではあるが、少々期待したくなる形になってきた。
先物33200円で日経平均は続伸へ
昨晩のNYの影響もあってか、先物が大幅に上昇し、33200円と33000台に一気に乗せてきた。
33000円台はザラ馬でと思っていたのだが、夜間で引っ張る様になると上げ幅がキツくなる傾向があるので、今日の日経平均は大幅な上昇となるだろう。
これで、昨日の想定した33300円台はスタートでクリアとなり、もう一段上の想定を必要とする。
昨日の段階では、良ければ高値引けを、といった想定を書いていたが、それが既に達成されてしまっている格好。
なのでその上の想定となるのだが、1990年6月の高値ラインの33345円が最初の上値目安で、これはクリアできそうに思う。
そこから上は力勝負となるのだが、ここまできたら、8月1日の高値、33488円を目処としておくべきだろう。
そこまで行って初めて、来週に対する期待と不安がはっきりすることとなる。
8月は結局、月初に高値をつけてしかもほぼ高値引けの格好で終えた後、翌日から調整に入ってしまったのだが、今回はどうなるだろうか。
おりしも月の半ば、ちょうど45日後というタイミングでの高値となるため、少々気にもなるというもの。
問題は翌営業日が火曜からと、来週はNY先行で始まることで、その間は先物だけの動きとなるため、これまた連休を思い出してしまうタイミングでもある。
何れにしても今日は高いのだからうまく立ち回るべきだが、その後については念の為、備えておくべきだろう。
それでもなお上がるならば、来週は7月高値の33762円や6月高値の33772円を目指すこととなりそうだ。
下値の予想は曖昧ではあるが、昨日の終値付近や過去の高値ライン33187円付近までが目安となる。
もう一段下げたとして33100円前後、先週半ばの始値や終値付近で止まることが想定されるので、そこで止まれば戻ることは難しくないはずだ。