2023年9月11日の日経平均は139円安の32467円で大引けを迎えた。
20日移動平均線を割って引けたので、明日はもう一段下を確認に行くと思われる。
夜間先物次第ではあるがおそらく明日は底値の確認となるため、トレンドレンジの下限と60日移動平均線のいずれかが底値となって反転となることを想定をしている。
その後は横這いか戻っていくか、週後半の動きが鍵になるのだが、その辺りは水曜のCPIなど、米国の指標によって左右されるところなので、結果次第といったところだろう。
場合によっては再び上昇傾向になる可能性も若干あるので、悲観するにはまだ早いと思われる。
32300円で止まるか、32170円付近までとなるか
下値についてはトレンドレンジの下限付近となる32300円付近、もしくは60日移動平均線の32170円付近となる。
このラインで仮に止まらない場合は32000円までになるが、今の状況ではそこまでの下落は起きないだろう、という想定だ。
似たようなことを今朝書いて実際には一時的に32500円を割っていたが、仮に下げても戻りはあるのではと考えている。
ここで底打ち確認となって明日は横這い、米国CPIが確定した後の動き次第では下落も反発もありうるので、明日の晩は重要となる。
ちなみにCPIは今の所、全体的にはマイナスだがコアについてはプラスという玉蟲色の予想になっている。
結果如何で利上げのスケジュールに影響が及ぶため、それまで様子見が続くのは致し方ないところだろう。
上値については20日移動平均線の32512円までが目安だが、夜間先物次第でここで反転上昇した場合は今日の高値32746円までが目安になるだろう。