週末の先物が31860円と高かったので、朝の寄り付きは高く始まりそうだが。
ただ、やはり月末の需給の都合もあるから上値も限定的になりやすいため、仮に31950円を抜けて行って32000円台に入ったとしても、前場の間保てるかは少々疑問だ。
一応上昇のトレンドレンジを引いてみたが、少々早い気もしている。
それくらいネタが微妙ではっきりとした想定を描くことができないのが今の状況。
コロコロ変わる日経平均がいつ落ち着くのか
先週の月曜は31000円割れも覚悟するタイミングもあったのだが、今は32000円が見えている状況。
1週間で1000円の差が簡単にできてしまう今の状況では、逆にはっきりとした理由や目標が見えていないと考えがまとまらない。
結局不安心理だけで売り買いしているようなものだから、上下も安定しないのではないだろうか。
現物のチャートでは20日移動平均線の32100円付近が上値目処になるが、60日移動平均線の31950円手前までが前場9時半くらいまでに抜けて来れるかどうかだろう。
何れにしても10時まで上昇したらそこからは反転してくる可能性もあり、そこからは買い意欲というか買い必要、つまり需要が本当にあるなら、という条件になる。
月内最終が明日なので、それを過ぎるまでは買いたくても買えなず売りたくても売れず、ということになりそうだ。
一方の下値は、31800円台でスタートするなら週末の始値付近が目安になるだろう。
もう少し上で止まるなら31700円割れ付近とも思えるが、その辺りは精度が低くなる。
ただ、31500円を割るようなことがあると二番底確認を今日明日ですることになるので、一応構えておくべきだ。
もう31371円という数字も見たくないのだが、まだその時期でもなさそうだ。
