2023年8月25日の日経平均は大幅下落、662円安の31624円となった。
前日までの上昇から一転しての下げはここまでの上昇と同様、今一つ腹落ちしない結果だが、これもまた需給の為せる技と言える。
これで今晩の先物の結果が31371円付近までの下落となるなら、週明けは1週間分巻き戻っての再スタートとなる。
尤も、この1週間のあげ方が幻ならこの下げも幻であって、ちょうどまるまる1週間が無かったことになっただけのことと考えられるなら、多少納得もできるだろうか。
この1週間で買い込んでしまった向きにはそうもいかないだろうが。
二番底確認できれば反発、無視して下げる可能性もあり
月末の需給としてはまちまちで、上も下もありそうな環境。
大きな問題もなければ良い話もなく、金利上昇の債権安、ドル上昇の円安と、これで株も安くなればトリプル安なのだが、31000円台で株安というのは少々贅沢かもしれない。
つい半年も前は27000円そこそこだったのだから、今の位置は決して低くないのだ。
そう考えたらここで下げたとしても致し方なく、とはいえそう下げる要素もないのだから、一旦は反発もあって良かろう、という結論になる。
今晩の先物次第でもあるが、週明けは31371円が一旦底の目安となる。
これを下抜けたらまた31000円割れということになるが、それはざら場でしかわからないだろう。
(今晩の先物が先手を打ってこなければ、だが)
そういった意味で上値も限定的で、安く始まったら今日の終値31600円台が目安になるし、変わらない位置でのスタートとなるなら31800円くらいまでとなろう。
その上の60日移動平均線の31950円付近は少々難易度が高く、今晩勢いが有り余っているならば行けそうにも思えるが、今のところはあまり考えに及ばない価格だ。
全くもって疲れた1週間であったが、まずは気を落ち着けて来週ま再スタートを切ることとしよう。