昨晩のNYは続落。
ハイテク株の下落が主な要因とのことだが、 CPIを前にして動きづらさもあった中でのことなので、少々きつかったろうと思う。
そんな中でもダウはなんとか踏ん張った格好。
20日移動平均線がここ数日間サポートラインとして機能しているので、これを割り込まなければなんとかなりそうだ。
今のところは20日移動平均線と35500ドルのレンジ相場となっている。
今晩のCPI発表の通貨でどう市場が反応するかで、この狭いレンジを抜けることになるだろうが、上か下かはまだ判断のつかないところだ。
ナスダックは調整が続く。
こちらもCPIの通過待ちだろうが、昨日も書いたがこの際だから思い切り調整した方が後々楽なのでは、という位置になってきた。
13500ポイント台を一旦伺ってから、底打ち反転という形が綺麗に見える気がするのだが、どうだろうか。
それも今晩次第といったところだろう。
日経先物32170円が重く
夜間先物は32170円の引けで、今朝は重い展開が想定される。
SQ明けて開放感に満ちた相場展開、というわけには行かなそうな雰囲気だが、下値はこれまで通り、32000円と31950円の60日移動平均線がサポートラインとなる。
上値は20日移動平均線の32500円だ。
狭いレンジ相場になるが、週末ということもあって、これをブレイクするような動きは難しいのではという予想。
これを日経平均に割り当ててみると、やはりほぼ同じ値。
32558円の20日移動平均線のラインと、31965円の60日移動平均線のラインのレンジ相場の想定。
仮に上抜けたとして、その上に乗っている平行チャンネルの下限、32700円台が上値の目処だろう。
一方の下値は相変わらず31300円台まで支持線はないが、7月12日の安値、31791円は一応目安として覚えておくべきだろう。
総じて思い展開が予想されるが、前場大きく下がって戻って来れるなら、後場が二番底となる可能性もあり得るので、そうなると来週少し楽になるかもしれない。
今日もまたネガティブな相場展開を想定しているが、どこかで跳ねることがあったとしても、高値掴みならないよう注意したい。