2023年8月1日の日経平均は、304円高、33476円で大引けを迎えた。
もう少し上で引けてくれたらとも思ったが、ほぼ高値引けなのは評価してもいいだろう。
引け後の先物は売られたようだが、気にすべきはこの後のナイトセッションの動き。
少なくとも明日朝の時点で今の位置かそれ以上で引けていれば、明日の期待することができそうだ。
逆にここで止まったら夏相場特有の一方通行が早くも始まる可能性があるので、下値には注意が必要になる。
33500円が天井となるか、34000円まで伸ばせるか
今日のところは朝の想定を上回る強さを見せてくれた日経平均だったが、後場の伸びが少々寂しかった。
この辺りが少々明日以降の上値チャレンジを信じきれないところなのだが、これは結局今晩の先物、ひいてはNYの動きに下駄を預けた格好となった。
ボヤキはそこそこにしておいて、明日の想定だが、希望通り先物がしっかりしてくれたら、33500円台から直近の高値33772円が目安となる。
ここをクリアするといよいよ34000円が見えてくることになるのだが、この株価を語るのはまず33500円を抜けてからにしたい。
一方、今晩敢えなく先物が崩れたら、33000円に逆戻りとなるだろう。
その場合の下値は32900円台が目処で、ここで綺麗に窓埋め。
もう一段下がると20日移動平均線の32760円台付近ということになりそうだ。
先にも書いたがここで止まると一気に逆方向へ進んでいって一方的な展開になりやすいので、持ち玉には注意しておいた方がいいだろう。
一方的な動きになった場合、思っている以上に大きな動きとなることが多いのだ。
