ダウは昨晩13連騰を達成、ナスダックは反落とは言え底堅く過熱感のない相場は好印象だった。
ここまでくると次の目標は昨年2月の高値になるのだが、この連騰がどこで止まるのか、まだはもうなりもうはまだなり、まだかまだかと言ってる間は止まらないかもしれない。
何れにしても寄り付きがマイナス圏から始まっているので、ナスダック同様過熱感はそれほどない印象。
20連騰は無理だろうが、15連騰くらいはあっても良いかもしれない。
ナスダックもこのタイミングでの小幅安はかえって安定感として捉えられる形。
FOMCの利上げは完全に織り込み済みなので、あとは明日のコメントをどう解釈して月末を迎えるか、と言ったところだろう。
NYは総じて安定的に見えるが、ダウがどこかで落ち込み始めると、それがソフトランディングになるのかハードランディングとなるのかで少し事情は変わってきそうだ。
それがわかるのは明日の週末か週明け月曜か。
日銀金融政策決定会合始まる
やっと始まる日銀の会合だが、今日はもう1日、我慢の日となりそうだ。
少なくとも先物では特段の仕掛けは見られなかった。
これで四日目の横這い突入となりそうな日経平均だが、果たして兆しは現れるだろうか。
想定のレンジ、32400円〜32700円をブレイクする兆しが見えるかどうか、今日は確認しながら前場を過ごすことになる。
終日で考えたら32200円台で引けるか、32700円台で引けるかになるのだが、前場はまずそこまで下または上に抜ける気があるかどうかだけでも見てみたいのだが。
今日は一方的にならなくても良いので、明日以降の兆しがどこかで出てくると気分も変わってくるというもの。
それが下方向だったとしてもここまで待たされたのだから受け入れざるを得ないし、また31500円あたりで止まるのでは、と少々甘いと言われそうだがその程度に見積もっている。
上がるなら33200円までは行って欲しいし、あわよくば34000円までを少なくとも来週には見てみたいのだが、それも甘い想定。
何れにしても今日は答えが出ないだろうが、虫の知らせ程度でも良いので何か感じられる相場であって欲しいと思っている。