週初の前場、日経平均は214円安32173円で引けた。
寄り付きから15分までは買い戻しもあってか、一時32558円まで上昇はしたものの、その後は下落。
10時40分頃に安値の32082円を付けて若干戻したところで前引けとなっている。
後場も苦しい展開が続くと予想され、場合によっては32000円を割るシーンもあるかもしれない。
後場寄りと大引け、その間の13時、14時など、再度下値を試しに行くタイミングはあるだろう。
今日を境に明日からは自由の身、というわけでもなく、国内では水曜に機械受注の指標があり、米国もCPIやローン申請数など指標の発表が続く中、買い意欲が薄まってい以上、上値は重たいと見ていい。
売りの終わりか下落の始まりか
ETFの分配金捻出のための換金は一応今日で終わるとしても、これが売りの終わりとなるのか、あるいはさらなる下落の始まりとなるのかは、今晩から明日にかけての動きを見てのことになる。
一旦今日のところは32000円を死守するべきで、これを守れるなら明日以降、SQまでの反転は若干だが期待もできよう。
ただ、ここでずるずると下がるようだと、その目論見は外れることとなる。
朝の想定ではまだそこまで読めるような状況ではなかったのだが、前場の様子を見るにつけ、後場の方向性がどう掴みにくく、なんとなくだが、このままズルッと落ちていきそうな予想も頭をよぎるようになっている。
仮に32000円を割ったとしても、31800円台を付けて戻ってくるなら、一応底打ちという見方もできるのだが、今日上髭の陰線で終わってしまうと、明日から更にもう一段下を見ないとならなくなる。
下落の始まり、とはなって欲しくないというのが正直な心情だ。
逆に売りの終わりとなって下髭長く引けてくれるなら、今日は32300円まででも良いので、明日以降に期待できるような形となる。
個人的には後者を希望するのだが・・・