チャートはTradingViewのもので、10分ほどのディレイがある点はご了承願いたい。
午前2時を回ったところで32670円までつけて大幅反発の日経先物。
米国の失業率やら非農業部門の雇用統計やらで一時的にダウも反発傾向のようだが、何が原因かは正直わからない。
多分、需給の都合なのだろうが。
金曜の大引け時の想定が夜間に前倒しされてしまった格好だが、このままの位置で引けるかどうかは朝になってみないとわからないので、一旦この時点での想定をしてみる。
32800円を抜ければヨシ
反発と言ってもまだ20日移動平均線を下回っているので、一過性で終わる可能性もある。
抜けるなら32800円までが欲しいところで、ただそれを夜間取引に望むのは6月の勢いのある頃ならいざ知らず、である。
先物は日中の大引けを境に日足が変わるので、今の日足が週明け月曜の日足となるため、月曜の日中の動きが継ぎ足されることになる。
なので月曜の日中に32800円を抜ければ、チャート的には上抜けた状態になるので、まずはそこまで期待してみたい。
現物の目安は32860円付近を抜けていくイメージになる。
と、言うのは簡単だが、実質400円超の反発が必要となるのでそう上手くいくかどうか。
下値は金曜の終値付近で止まってくれれば良いだろう。
終わってみたら元の位置なら予定通り
なんのことはないのだが、結局ちょっとした祭り状態で、朝になったら元の位置ということであれば、月曜はやはり昨日の想定通りの動きとなる。
この場合はスタートが先物の終値に準じた位置からとなり、下値32000円までを見つつ、底打ちから反発という想定になる。
上値目処は現時点で先物が600円台をつけているので、現物はもう少し上の32700円そこそこが現実的だろう。
残りの上昇は火曜にお預け、というパターンが無難。
SQまでに33000円という現実路線での想定となる。
ダメだったらSQは32000円割れ
あまりそうなって欲しくないのだが、これでもダメだったら32000円割れが現実となって、SQまで右往左往ということも無きにしも非ず。
もう一丁の押しが入って確実な底を付けるという理由で、31800円のダメ押しを考えておきたい。
多分、これは無いだろう。
無いと思う。
うん。
おまけ
ドル円が一気に142円台に入ったが、今まさに、142円16銭と、抵抗ラインを抜けんとしている。
これを下抜けるともう1円、下がっていく可能性もあるので、注意が必要だ。
金利差やファンダメンタルズ云々ではなく、投機的な結果の需給による動きに見える、所謂、利食いなのだろう。
141円で止まらないと、次は一気に139円台。
そこまで円高になれば、日銀としては一先ず安心だろうが、相場がどう織り込むのかは少し先になりそうだ。