前引けの日経平均は515円高33704円で取引を終えた。
寄り付きこそ33517円と想定の範囲内でのスタートなったが、押し目のようなものは9時半まで弱化なったかなかったと言った感じでそこからほとんど下げることなく上昇。
高値33738円を付けてのこの引けだった。
5分足で見てもほぼほぼ買いの手が続いており、堰を切ったようなとはこのことだろうか。
後場も続くかどうかはわからないが、一方的な流れの前場だったと言えよう。
2週間前の高値が壁
6月16日と17日につけた33772円が上値の壁となっており、これをあっさり抜けるかどうかが後場のポイントだろう。
今の勢いだけでは少々難しく見えるのだが、何の前触れもなくするスルット抜けるなら、33900円まで届きそうにも思える。
逆に前場の勢いが疲れに変わるとスパッと下げてくることも想定され、その場合は寄り付きの500円台を下回った途端、33300円付近まであっさり抜けていく可能性もある。
高い位置だけに買うのは難しいが、手持ちを売りながらここまで来たとなると売り玉も心許なくなってくるので、最良策は買い控えとなる。
もちろん、下がってくれたら問題はないのだが、このまま下がらなかった場合はそれを我慢できるかどうかが今日の後場の試練だろう。