2023年6月16日週末の日経平均は、大引け220円高の33706円で取引を終えた。
前場は一時300円近く下げたものの、昼休みに入って急激に先物が買い戻され、後場に高値33772円をつけ、ほぼそのままの位置で引けた格好だ。
日銀がこれまで通り方針変わらずといった表明、長期金利の許容上限も0.5%程度のまま変更なし、マイナス金利政策やETF買い入れも継続となった。
昼休みの先物の買い戻しはイベント通過に対するヘッジの解消と見られ、今日のところは無事イベント通過となったわけだ。
日経平均の騰勢は一旦継続
主要なイベントはこれでクリアとなったため、あとは来週以降の経済指標にもよるが、ベースメントは買い継続と考えて良いだろう。
もちろん買われ過ぎの部分もあるが、今回の「解散騒動」と「日銀会合」の2つイベントで若干のアク抜きはできたと考えれば、もうしばらくは上昇が可能と考える。
後はどこで天井となるかだが、今のところは34000円が1つの節目と考えられ、そこから先についてはまだ見えてこないので、想定は難しいと思われる。
ドル円は再び上昇へ
15時半からの植田総裁の記者会見では、「物価と賃金の先行きの不確実性は極めて高い」とし、YCCのサプライズはやむを得ないとも発言していることから、慎重な姿勢は崩さずにその上で「円安が発生するとプラス・マイナスの影響さまざま」と言った発言から、為替の介入については明言を避けた。
このことからも、円安を容認はせずとも強硬な介入についてはやんわりと否定していると捉えられたのか、会見ご、ドル円は上昇傾向になり、16時半現在、141円台に再び上昇している。
今後は米金利との綱引きになると思われるが、一旦、この上昇傾向はやはり142円くらいまではありそうと考えていいだろう。
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