先物は十分戻った─日経平均は連休前の位置に戻るか

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連休中の日経先物の上下は結局行って来いで何も変わっていないという結果に終わったが、ここへきて為替が再び円安方向に向き始めている点が気になるところだ。

日経平均の上昇の一端は先物が関与している部分があり、その先物はドル建てが主導的役割を担っているとしたら、オプションの動きも相まってここまで来ていると考えると割と納得のいく動きだったと思う。

為替はドル高方向に進んでいたし先物は常にCMEやナイトセッションが先行していたのだからそう考えても悪くはないだろう。

ドル円 日足

結局は誰かの手のひらの上なのだが、まあそれは致し方ないので諦めるとして、今週のSQに向けての動きがどうなるのかがやはり気になるところ。

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SQまでは高いか、安いか?

結局このブログの主旨としてはこれに尽きるのだが、先週が連休で潰れてしまっているので普段の見方は通用しない。

SQ前のポジションとしては連休前までは29000〜29500のコールが注目を浴びていたが、それが新値更新で解消されているかどうかが肝で、とはいうものの現時点では見えないのでなんとも言えないのだが。

仮に解消されている(反対売買済み、返済済み)としたら、用事は済んだのだからここから再度買い上がる理由はない。

逆にこのままITM目指していくなら、再度ここから日経平均が上がらないと(を上げないと)ならないため、SQまでの間は何らかの先物の動きがあるはずだ。

今朝の時点ですでに動いているのはCMEの先物で、29090円と連休前変わらずの位置に近づいており、日経平均が強くなることに対してポジティブな方向に見えているのだが、どうだろうか。

上値は先日も書いた通り、昨年の高値29388円で、一旦そこまでで十分かと思うのだが、SQまで持たせるならここから急激に上げる必要はないので、それほど難しくはないだろう。

日経平均 先物

ただ、下に窓が空いた状態なのがどうしても気になるので、これを埋めてから上がってくれればチャート的には納得のいく上げとなるのだが、日柄的にそこまでする余裕はなさそうなので、上がるならこのままブッチすることになりそうだ。

そして最後に考えておくべきは、実はもう用済みの日経平均になっており、6月からのヘッジファンドの運用開始を前に買い場を作る為に動かしてくるとしたら、かなり要注意だということだ。

その場合は27000円台再び、ということもあり得るのだが、さてどうだろうか。

まずは今日明日の日経平均の動き方に注目したい。

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