昨晩のNYは小反落。
破綻したFRCをJ PMが引き受けることに決まり、経営破綻不安は払拭されるかと思いきや、FOMCを目前に控えてNY市場はネガティブな反応。
これと相待ってエネルギー株も足を引っ張る形で3指数とも小反落で取引を終えた。
チャート的にはダウは上髭の陰線となりここから再度上昇するにはちょっと苦しい展開に見えるが、FOMCの結果を受けて市場がポジティブに動けばなんてことはない。
ないんだが、そんなにポジティブになれるのかというと、そういう気もしない。
FRCの破綻に対する影響はまだまだ残っていると感じている投資家は多いようで、それに加えて先々のリセッションに対する不安からFRBのタカ派の発言次第ではネガティブな印象を持つ可能性は少なくない。
ここで反転、もありうるというわけだ。
もちろん、NYのSQまではまだまだ日があるだけに、どんな仕掛けをしてくるかはわからないので、一方的な考えを持つことはしないでおきたい。
いずれにしてもここは見守りつつ冷静に対処していくだけだろう。
ナイトセッションの225先物は29300円台を記録
一方の225先物は、NYのざら場で29360円という高値更新をして29260円で引けた。
すっかり見落としていたのだが、昨年の高値は1月7日の29380円だった・・・お詫びして訂正いたします。
ということで昨年の高値更新には後20円だったのだが、これを受けての日経平均がどうなるのか注目だろう。
高値の線を引き直して、昨年1月7日の29388円にした。
29260円付近から始まるとして、ここで一気に取りに行くことも可能な範囲ではあるのだが、果たしてどうだろうか。
少なくとも今日取引を終えたら8日まではないので、一旦狙ってくることは簡単に予想できるし実際そうなりそうだと思っている。
三空となる日経平均の行末は?
これでいわゆる三空となる、いや、まだなると決まったわけではなく、ここからズルっと下がってくれたら窓は空かないのだが、それはそれでまた嫌なものだろうし。
いずれにしても今日は週末と同じで連休の谷間の最終日、あとは泣いても笑っても5月8日まで場は開かない。
本当に邪魔な連休なのだが、愚痴を言っても場は開かないから、明日からは指を咥えてNYを見ているしかないのだ。
となると高値で掴んだまま握って相場の成り行きに賭けるのか、一旦手持ちはある程度処分してリスクを減らして身軽に残りの連休を楽しむのか、選択するしかなかろう。
個人的には夏まで持ってても良いと思える銘柄以外は処分して、ゆったりと連休を過ごす予定だ。
どこにいく宛てもないのだが。
三空ならずでしたね。
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