ダウ反落は想定内も明日以降が見えず─225先物の下げで日経平均がどう反応するか見もの

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昨晩のNYは3指数とも下落し、ダウは1%、S%P500は1.5%の反落、NASDAQは2%近くの続落となった。

ダウ 日足

ダウは丁度20日移動平均線の上で止まっているものの、これが一過性のものなのかそれとも明日につながっているのかは正直見えていないのが本音だ。

個人的には漸く、と言ったところなのだが、その「漸く」が満足のいく結果だったのかどうかというと、「まだ足りない」と思ってしまえるので、これを日本市場に置き換えると、恐らく今日は自分は手が出ないだろう。

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漸く下がった日経平均はこの下げで足りるか

さて、待望の下げで225先物は28300円台が見えたところ。

225先物 日足

とは言えダウのように20日移動平均線にはまだ届いておらず、こちらの場合は200円台なので、少々遠い位置にあるため、今日はここで一旦反発もあっていいかもしれない。

その場合は逆に月末に向けてソフトランディングという見方ができるので、用心深い向きには丁度いい形になるのだが、どうだろうか。

日経平均 日足

400円台の先物を受けて、日経平均は今日は下から始まることになるのだが、窓を空けての下落となるとこちらはNYよりも分が悪くなる。

しかもここ数日の形は陰線で上髭の日も多かったため、そもすれば形成逆転となって売りが売りを呼ぶケースも無くはないだろう。

と、書いた割に落ち着いているなと思うのは、周囲がやはりまだそう言った悲観めいた言葉を吐いているわけではなく、どちらかというと「待ってました」と言わんばかりの様子なので、ここは下がってなお強い、という形があるのでは、と思っている。

であれば今日は下から始まっての陽線で、窓は埋められないかもしれないが、明日につながっていくなら、週末は普通に月末で連休前の下げを迎えたあと、連休後は再び上昇、という流れがあっても良さそうだ。

ただし、一番注意しないとならないのは間の5月1日と2日で、ここで大きく動揺を誘うような動きがあると調子が狂うので、用心が必要だろう。

いずれにしても今日は「さぁ、買うぞ」という意識を持つのであれば控えめに、「ああ下がった」と思うのであれば少々の辛抱をもっての行動が丁度良いと思う。

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